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昭和49年(1974年)10月14日放送 (視聴率:13.3%) ←前回 次回→ ストーリー 鑑賞 登場キャラクター 神崎メグ: 吉田理保子 神崎(パパ): 大竹宏 神崎マミ(ママ) : 山口奈々 神崎タビ: 山本圭子 神崎アポ: 千々松幸子 郷ノン: つかせのり子 チョーサン: はせさん治 クロー: 大竹宏 フルフル: つかせのり子 スタッフ 脚本: 山浦弘靖 原画: 上村栄司、永樹たつひろ 動画: 石井康雄、柴田きくみ、武井恒夫 背景: 明石貞一、遠藤重義 仕上: 高木滋、武本ゆりえ、荒木義隆、寺内富枝 撮影: 寺尾三千代 編集: 井関保雄 録音: 二宮健治 効果: 協立音響 選曲: 賀川晴雄 製作進行: 四十八願恵子、安藤まるみ 美術: 千葉秀雄 作画監督: 上村栄司 演出: 新田義方
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昭和49年(1974年)07月01日放送 (視聴率:11.2%) ←前回 次回→ ストーリー 鑑賞 登場キャラクター 神崎メグ: 吉田理保子 神崎(パパ): 大竹宏 神崎マミ(ママ) : 山口奈々 神崎タビ: 山本圭子 神崎アポ: 千々松幸子 郷ノン: つかせのり子 チョーサン: はせさん治 クロー: 大竹宏 フルフル: つかせのり子 スタッフ 脚本: 今村文人 原画: 上村栄司、永樹たつひろ、須田勝、渡辺邦雄 動画: 石井康雄、柴田きくみ、篠文代、桑山邦雄 背景: 東台美術部 仕上: 中村正弘、前田剛弘、坂野園江、酒井日出子 撮影: 菅谷英夫 編集: 井関保雄 録音: 二宮健治 効果: 協立音響 効果: 賀川晴雄 製作進行: 小島多美子、安藤まるみ 美術設定: 土田 勇 美術: 千葉秀雄 作画監督: 上村栄司 演出: 大貫信夫
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魔女の絆の紹介(攻略)ページです。 作者 逸葉妹チル桜ノ様に氏 スクリーンショット サイト ふりーむ! 現在なし ツール RPGツクールVXAce ジャンル RPG 最新ver Ver1.50(2016/12/21更新) 動作環境 Windows7 メインキャラ 魔理沙 パチュリー アリス 価格 無料 コメント ▼コメント投稿欄へ wikiを隅々まで見て載ってなかった情報や、記述内容の誤りの指摘などを寄せて頂けると助かります。 バグ報告があれば作者のサイトへどうぞ。その際はバージョンを記述しておきましょう。 レスをしたいコメントのトップにあるラジオボタン【◯】をクリックしてから コメントを書き込んで下さい。 そうするとログが流れず、どのコメントへのレスかもすぐに分かるのでやりとりがスムーズに出来ます。 (表示は10件分に設定してますが変更は可能です) ※コメントを書き込む際、以下の点を確認して下さい※ 質問をする場合、一度コメントログやコンテンツに目を通して既に同じ内容が載っていないか確認して下さい。 wikiや攻略情報と関係の無い以下に該当するコメントは、削除対象となります。 雑感・雑談・愚痴 誹謗中傷 プレイ日記 特定キャラでの攻略や低レベル攻略といった縛りプレイ全般 一般常識を逸脱するようなコメント 妖怪の森2 1回失敗してセーブするとつんでね? - 名無しさん 2017-11-19 20 56 16 あ~。事故解決 - 名無しさん 2017-11-19 21 01 14 名前 全てのコメントを見る
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■キャラ概要 精神に干渉する魔術を得意とする魔術師。迷宮探索ベテラン勢。 探索者に似つかわしくなくまとも勢で、幅広い人気を誇る。 が、ほんとにまともかどうかは議論の余地あり。 彼女の得意とする精神感応系の魔術は、相手の精神を理解すればするほど強くかかるもの。 それを彼女は、迷宮に巣くう人外のモンスターにかけることができる。無機物にも魔術をかけた、なんて噂もあったりなかったり。 探索者として経験を積めば積むほど、「ああいう一見まともな奴ほどやべえんだよ」と思い知る。そんな人。 (でも言動は全部まとも。それがかえって怖いよね) 迷宮階層踏破数:28/38 戦闘スタイル: 後衛。精神魔術ほぼ一点突破。一瞬だけ動きを止めたり、幻惑して何もないところを攻撃させたり、など妨害の用途で使うことが多い。(その間に同じパーティーメンバーにとどめを刺してもらう) 相手によって効きやすい/効きにくいの差が激しいが、やろうと思えば「相手の精神を支配下に置いて、意のままに操る」みたいなこともできる。が、すげえ疲れるからあんまりやらない。 彼女の精神魔術は天分のものだが、迷宮に潜り始めてからは腕に磨きがかかっており、それのみで大陸でも有数の域の魔術師になりつつある。 明確な対象ではなく「概念」にも作用できるんじゃね? とひっそり思っており、「場の精神を支配してなんでも思い通りにする」みたいなことも、今後成長していけばできなくないなーとかいうやばい手ごたえを持ってたりするのだが、さすがにそれをやると人間じゃなくなりそうだなとも、他人事のように思っている。 名前 性別女性 年代 外見的特徴 全身黒づくめ、けだるげ美人おねーさん ■ステ 体力 精神力 筋力 知力 敏捷 器用 【過去】 【現在】 【エピローグ】 ●逃げるEND・主人公についていかなかった場合 ●逃げるEND・主人公についていった場合 ●決戦END・助太刀に来なかった場合 ●決戦END・助太刀に来て、死んだ場合 ●決戦END・助太刀に来て、生き残った場合 生き残ったとしても分岐あり。彼女を最終決戦の場に連れて行ってしまうと、災厄に対しても感応魔術で戦うことになる。 たぐいまれなる才能がゆえに、それでダメージを通すことはできるものの、戦闘の後遺症として完全に廃人になってしまう。 (これが初見殺しEND)。 絆を最大まで上げる そのうえで、特定のアイテムを所持している ←これ必要? 最終決戦で勝利 してはじめて、まともなエピローグを見ることができる。 【仲の良いキャラ】 ■■イベント ■絆イベント 1 2 黒魔女絆3 ■ダンジョン遭遇イベント 黒魔女D1 黒魔女D2 ■その他イベント(特定の条件下で起こるもの)
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昭和49年(1974年)09月16日放送 (視聴率:12.9%) ←前回 次回→ ストーリー 鑑賞 登場キャラクター 神崎メグ: 吉田理保子 神崎(パパ): 大竹宏 神崎マミ(ママ) : 山口奈々 神崎タビ: 山本圭子 神崎アポ: 千々松幸子 郷ノン: つかせのり子 チョーサン: はせさん治 クロー: 大竹宏 フルフル: つかせのり子 スタッフ 脚本: 辻 真先 原画: 木暮輝夫、福山映二 動画: 中島いくお、永松真由美、桶川武輝 背景: サンアートスタジオ、穂積勝義 仕上: 中村正弘、前田剛弘、入江三帆子、戸塚友子 撮影: 高梨洋一 編集: 井関保雄 録音: 二宮健治 効果: 協立音響 選曲: 賀川晴雄 製作進行: 寒竹清隆、安藤まるみ 美術: 伊藤英治 作画監督: 木暮輝夫 演出: 芹川有吾
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昭和49年(1974年)10月28日放送 (視聴率:14.0%) ←前回 次回→ ストーリー 鑑賞 登場キャラクター 神崎メグ: 吉田理保子 神崎(パパ): 大竹宏 神崎マミ(ママ) : 山口奈々 神崎タビ: 山本圭子 神崎アポ: 千々松幸子 郷ノン: つかせのり子 チョーサン: はせさん治 クロー: 大竹宏 フルフル: つかせのり子 スタッフ 脚本: 今村文人 原画: 端名貴勇、前田実 動画: 今沢恵子、西山里枝 背景: コスモス、陶山プロ 仕上: 長尾美代子、石浦絹代、渡辺マサ子、佐藤絹代 撮影: 池田重好 編集: 井関保雄 録音: 二宮健治 効果: 協立音響 選曲: 賀川晴雄 製作進行: 永丘昭典、安藤まるみ 美術: 内川文広 作画監督: 端名貴勇 演出: 岡崎 稔
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提供サイト 最強!GAME王国 レビュー 2006/02/13(月) 【名前】最強魔女伝説 【ジャンル】RPG 【サイト名】最強ゲーム王国 【使用機種】W21SA 【課金体系】売り切り500円 【容量】288K 【通信機能】なし 【プレイ時間】20分 【評価・点数】1 【感想・レビュー 】 まだ少ししかプレイして無いが、やはり最凶だな。という感じの作品 システムは封神霊符と似ていて、町でアイテム等を揃え、シレンの様なターン形式のダンジョンを進む 音楽は微妙。画像は普通。 良い点 魔法による属性や、射程の違い等の造りがしっかりしている 立ち回り次第ではノーダメージで勝てる セーブや移動、戦闘はかなり軽い。モッサリを感じない 悪い点 唯一の攻撃手段である魔法は使う度にMPを消費するが、消費MPが高く直ぐにMPが尽き攻撃不可になる 回復アイテムが高い。獲得金額が低い 装備の概念が無く、取得経験値の少なさからレベルが上がりにくい 上記の点から作業的にひたすらレベルを上げないと先に進めない仕様なのが分かる典型的マゾゲー 値段が210円~315円なら落としても良いアプリだが、500円の価値は全く無い 容量が少なすぎる辺りから手抜きが感じられる。金持ちや暇を持て余す人以外はスルーしても良いアプリ 2005/08/04(木) 【名前】最強魔女伝説 【サイト名】最強!GAME王国 【使用機種】A5503SA 【課金体系】500円 【容量】275k 【通信機能】なし 4つの属性の魔法を操って敵を倒しながら進んでいくアクション(↓の説明だとアクションとはいえないかもしれないけど)RPG。 移動はマス目移動。戦闘はターン制でプレーヤーが動かなければ敵も動かない。 攻撃となる4属性の魔法にはそれぞれ攻撃範囲があり、この範囲はプレーヤーも敵においても共通。 (敵には属性があり、自分の属性の攻撃をしてくる。) 属性ごとの攻撃範囲は、プレーヤーを○、攻撃範囲を●、その他マスを□とすると、 水:○●□●□□ 火:○□●●□□ 土:○●●□□□ 雷:○□●□●□ こんな感じ。また、属性ごとに3段階のレベルがあって、レベルが上がると攻撃範囲が増える。 雷の場合、↓のようになる。 □□●□□□ ○□●□●□ □□●□□□ 属性の関係は一般的なもので、、水は火に強く、火は地に強く、地は雷に強く、雷は水に強い。 この属性の関係と、攻撃範囲を考えながら、敵の攻撃をもらわないようにマス目を移動しながら敵を倒していくのがダンジョン攻略のメイン。 EXPが貯まりレベルが上がると、レベルを上げたときに使用していた属性の魔法攻撃力・魔法防御力が上昇する。 また、敵を倒すとたまに属性の塊というものがもらえ、それを街の魔法屋に持っていくと、魔法攻撃力・魔法防御力のどちらかを上げてもらえる。 ただ、この属性の塊は序盤の弱い敵を倒しても結構もらえる上に、 強い敵でも弱い敵でも塊を使えば魔法攻撃力・防御力は一定数上がるので、序盤で塊を取り巻くって一気に強くしてしまうこともできるみたい。 と、まだ最後までやってないんで戦闘に関してだけ詳しく書いてみました。 敵の攻撃をもらわないように動き攻撃、といっても、敵も動くので結構面倒。 (スライムだけはプレーヤーが2歩進むのに対して1歩しか動けないので簡単に倒せる) キャラクタはかわいい感じ(同人っぽい絵)。ストーリーも簡単なものだけど一応ある。 最後までやってないから点数はつけなかったんだけど、500円ってだけで-2点。 携帯のアプリでなら200円・300円くらいでこれより面白いゲームは結構ある。
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優れた能力を持つ者は、よく怪物などと揶揄されるが、 本当にそれ以外の部分でも怪物じみている奴が、たまにいるものだ。 そういう利用できる問題児は、大問題を起こすまで自由に振舞わせておく風潮が、 少なくともアームヘッドパイロットに対してはあった。 だから社会でやっていけないような危険人物も、 戦場では名誉の悪名を掲げて、堂々と居座る事が出来たんだな。 鈍色の曇天がどこまでも広がっている。 そんな空の下を、セイントメシアは飛行していた。 突然の任務は、窮地に陥ったある部隊からの、救援要請であった。 ここは禿げた山に囲まれた山岳地帯。 目下を果てしなく、枯れ朽ちた木々が埋め尽くしている。 こんな所で戦闘をしていたのか? 派手なセイントメシアが、色のない痩せた土地に降り立つ。 今いる開けた場所の外では、黒く歪んだ巨大な枯れ木が所狭しと並び、 頭上の高さまで、細く長い枝を複雑に絡ませあっていて、まるで化け物に囲まれているようだった。 枯れ木も山の賑わい・・・・・・でもこの不気味さ、無い方がましだ。 レーダーにはアームコア反応が一つあり、移動すれば他にも検出できそうな予感がする。 木々の間は暗く、遠くまで見通すことは出来ない。 この枯れきった森の、枝で出来た壁の間に、味方または敵のアームヘッドが隠れているのだろうか? セイントメシアはゆっくりと木々の間を進んでいく。 細く長い枝が時折行く手を阻む。 メシアはそれを気にせず折って進み、あるいは斬りとばして新たに道を作った。 別のアームコア反応。それも、進むにつれ増えていく。 しかし周囲には陰鬱な朽ちた森しか見えない。 村井幸太郎は身構えた。 しかしその時、友軍の機体反応がレーダーに出現した。 続いて、通信が届く。幸太郎はすぐに回線を開いた。 「・・・・・・・・・ザ・・・・・・・・ブ・・・・ッ・・・・・・」 セイントメシアの中で、大音量の耳障りなノイズが流れた。 驚いた幸太郎は急いで音量を下げる。 しばらく待っても一向に言葉は聞こえてこなかった。 こんな山だ、電波が悪いのか? いや、それだけではない。さっきからアームコアの反応も感度が悪すぎる。 目の前に突き当たった、枝の塊でできた壁を切り払う。 その向こうに見たのは奇妙な光景であった。 そこにはおびただしい数の枝が、蜘蛛の巣のように絡み合って空を覆っていたが、 それだけでなく、木々の間にワイヤーのようなものが複雑に張られていた。 その下には、アームヘッドの残骸、それも弥生の四肢などの他に、 ヴァントーズなどの連邦の機体の一部とおぼしきものも、散らばっていた。 まるで、アームヘッドを見境無く食べる怪物の巣のような印象だが、そんな訳はない。 枝に引っかかった無数のパーツを眺めながら、血染の羽毛は進む。 目の前の、交差したワイヤーの間で、弥生タイプの生首がこちらを見ていた。 ホーンとカメラアイが焦げており、首から下を焼ききられたようになっている。 なるほど、アームコア反応の正体はこれか。 だが、機体自体の反応もあったはずだが? その時、ノイズの音量が再び大きくなった。 幸太郎は軽く頭を抱えつつ、音量を下げようとした。 「・・・・・・・・・たす・・・・・・・・・けて・・・・・・・・・」 それは微かに聞こえた。 ノイズの中に薄っすらと、聞き間違いと思いたい・・・・・・。 だが通信の雑音の中には、等間隔で喘ぎ声のようなものが含まれていた。 どこかに助けを待つ機体がある・・・・・・。 メシアが周りを見るが、散乱した戦車の残骸しか見当たらない。 再び、枯れ枝の壁を切り崩す。 なんとその向こうには、 無数のワイヤーに絡まって動けなくなっている、 黒焦げで首無しの弥生の機体があった。 「通信していたのはお前か?」 幸太郎の問いには反応しない。 すでに息絶えている機体であったか・・・・・・。 そう思ったときだった。 「ケケケケケ」 通信から流れる不気味な笑い声! その時、四方八方の木々の間の暗がりから、銃声が鳴り響く。 黒焦げの機体とセイントメシアを囲って、 マシンガンが激しく撃ち込まれる。 血染の羽毛の強力なバリアーが、それらの実弾を全て弾いた。 「どういう訳だ?」 セイントメシアがいびつな木々を裂く。 その向こうには、多脚砲台アラクネの姿があった。 メシアは容赦なくその一機を切り裂く。 その間にも、背後からマシンガンの集中放火を受けていた。 「無駄だと分からないのか?」 幸太郎が振り向くと、次には接近戦用のアラクネが、 杭打ち機のような武器を向けて迫っていた。 メシアは撃ち出された杭をスタッフで受け止めた。 反動で退くアラクネを、血染の刃で貫いた。 だがその間、別の機体の杭が装甲に食い込んだようである。 振り向きざまにスタッフを振るう。逃げ遅れた一機を倒した。 すると木々の間から、フックのような武器がいくつも射出されてくる。 それはセイントメシアの突起に引っかかったが、大したダメージにはならなかった。 幸太郎が闇の向こうの敵を睨みつける。 アラクネ群の歩く音が寂れた森に響いて、マシンガンが黙った。 撤退か? そう思ったとき、枯れ木の間が青白く光った気がした。 実際そうだ。暗闇の中、雲もないのに地上に稲妻が走っている。 少なくともこの山は非常に乾燥して寒い。静電気のようなものか? いや、これらは、この森に張り巡らされた、ワイヤーを伝っている! メシアは気づいた。装甲に食い込んだ杭に、ワイヤーが結ばれている。 そして、先ほど放たれたフックもみな、ワイヤーの先に付けられたものだった。 しかし遅し。ワイヤーを伝った青白い光は、八方からセイントメシアに流れ込んだ。 バヂヂヂヂヂヂヂヂィッ!!!! 高圧電流がメシアの装甲の上で弾けて、激しい音と光が寂れた森を照らす。 生体であるアームヘッドは、電撃を受けて幾度も痙攣を起こした。 焼き焦がされて、異臭と黒煙に包まれるセイントメシア。 恐ろしい拷問が終わった後には、黒く煤けてぐったりとした血染の羽毛の姿。 先ほどのアラクネの群れは、念入りにも、マシンガンを撃ちながら包囲を始める。 「すっかりバリヤーが消えてるぜ」 「ちょろいもんだな!」 それは素人らしい、非常に危険な判断だった。 セイントメシアは突然、体にこびりついた焦げを掃うように、翼を大きく広げた。 そのまま全身を豪快に振り回す。 それだけで体に付いた電撃ワイヤーを斬り飛ばし、周囲のアラクネを引き裂いた。 血染の羽毛の足元に、型落ちの旧兵器の破片が散らばった。 セイントメシアは先程の電撃で、機械としてのカメラとレーダーを傷めていた。 しかし幸太郎はトーアとして肉体の感覚を強めることでそれを乗り切っていたのだ。 たとえアラクネ相手でも油断すべきではないな、幸太郎が反省会を始めたその時であった。 再び、木々の間の暗がりの中で青白い稲妻が飛び交う。 セイントメシアは、次の高圧電流を危惧し身構える。だがワイヤーに触れてなどいない。 その時、真正面の木の隙間から、二本のワイヤーが一直線に猛進してきた。 スタッフで払いのけようとするメシア。だがワイヤーはしなって刃に巻きついた。 電撃が届く前。血染の羽毛はスタッフを振り上げて、ワイヤーの先の相手を引き寄せる。 暗闇に、不気味に輝く二つの紅い眼が浮かび上がった。 現れたのは連邦の強襲用アームヘッド・バンシールだった。 バックパックにあるX字の電力装置の柱には、ワイヤーがコイルのように幾重にも巻きついていた。 また4つの柱の先端には、余ったワイヤーが鞭のように伸びており、なるほど蜘蛛のように八本足に見えた。 バンシールと相対したのは、幸太郎にとってこれが初めてだった。 バンシールはたぐりよせられながらも、電撃を流しつつその手にある銃剣を向けて突進する。 セイントメシアはスタッフを地面に突き刺した。これで電流は流れまい。 引っ張られる勢いの中、気づいたバンシールがワイヤー鞭を絡ませようと伸ばした。 急激な接近。バンシールが直前で止まる。メシアは肩の翼刀をバンシールの顔に突きつけていた。 「ケケケケケ」 バンシールのパイロットと思しき女が魔女のように笑う。 しかし声質は老婆ではなかった。 「『蜘蛛魔女』というのはお前のようだな」 幸太郎はその異名を噂に聞いたことがあった。 「ケケケ・・・・・・アンタも噂通りの、残酷な天使だねぇ。 さっきのアラクネには、通信でアンタをからかう為だけに、 捕虜も一緒に乗せてたってのに。 全く勘ぐりもせずに、情け容赦なく殺しちまうとはねぇ!」 蜘蛛魔女は高笑いしながら銃剣を向ける。 「何だと・・・・・・!」 セイントメシアは更に威圧的にホーンを近づけた。 「おっと殺るつもりなのかいいい!? アタシの隣にいるこの小娘も同じように殺すつもりかい? お仲間がみんなアンタに殺されたって悲しんでるよぉ! カワイソーにねぇぇぇぇ!!」 バンシールの背中で、再び青い火花が散った。 「何が目的だ!」 幸太郎は、人質を捕られ手を出せずにいた。 「何が目的だって?? アンタ、アタシを山賊やテロリストなんかと思ってるのかい!! アタシはねぇ、れっきとした連邦のパイロットだよ! さっきのアラクネパイロット達も、アタシが特別に調教した連邦軍人さぁ! アタシらの目的はねぇぇぇ、最初からアンタを討つことだったんだよぉぉぉ!!!!」 メシアの頭と翼のホーンに、鉤の付いたワイヤーが巻きついた。 「貴様、この蜘蛛の巣には連邦機の残骸もあったな! こんな作戦を認めるほどに、リズ連邦は屑なのか!!」 幸太郎の怒りに対し魔女は笑った。 「あれはこの巣に迷い込んじまった愚かな奴らだよ! 貴重なアムヘを無駄にしやがってさ・・・・・・。 そういう訳でアンタもここで食い散らかしてやるよぉ!!」 再び強力な電流が走った。 それはセイントメシアだけではなく、ワイヤーを伝って木々の間にも広がった。 漏れ出した稲光が、蜘蛛の巣となって暗黒の森に張られた。 電撃を受けながら幸太郎は考える。 これだけの電気をバンシール一機が取り扱うはずはない。 調和か?いや、ならばわざわざワイヤーで巣を張ったりするだろうか? そもそもこのワイヤーは、送電線に使われているものか? どこからか電気を送っているならば、中継器あるいは発電機が必ず仕込まれている! セイントメシアは焦がされながらも、頭上へ向け宙返りキックを繰り出した。 それは頭と翼に巻きついたワイヤーを切断する。 反動で倒れたバンシール、メシアはそのまま加速して離れた。 「無駄だっての!」 巣を構成するワイヤーはいつのまにか数を増していた。 駆け抜けるメシアの装甲を、電気を纏った鋭いワイヤーが触れ、溶断せんとする。 電流の中継器は遠くに隠されているのか? いや好き勝手を振舞うこの敵に、それだけの設備が提供されているとは思えない。 おそらくは山を通っていた継電装置を勝手に改造したものを隠している。 人質をとっているらしいバンシールを倒すのは後だ。 この邪悪な巣を、陰鬱な森を破壊してしまえば!! セイントメシアは翼の一振りで張られたワイヤーを切断した。 勢いのまま黒い木々の間に突っこみ、連続で蹴りを繰り出し枯れ木を砕く。 巣の支柱となる異形の森を、次々に崩していく。 「なんてことしてんのさ!!」 蜘蛛魔女の怒りのボルテージが上がり、電撃ワイヤー鞭を振り回して迫る。 だが、先ほどよりも強い電流は、この山の乾燥しきった大気と、 メシアによって砕かれて舞う木粉と接触したことで、 ついに爆発、発火を起こしたのだった。 一瞬にして、枯れた森は業火に没した! 炎の中、幸太郎はそれまで闇に紛れていた黒い箱を発見した。 セイントメシアは次々に、炎に耐え忍ぶ幾つもの電源装置を両断していく。 再び爆発が、閑散としていた山に響いた。 すさまじい炎に囲まれながら、セイントメシアとバンシールは睨みあった。 「アンタは本当に残酷だよ!! 恐ろしすぎて小娘も気を失っとるわ!!」 強力な電源を失ったバンシールが、仕方なしにレーザー攻撃を始めた。 「生きているのならそれでいい」 レーザーをかわしたメシアが接近、翼を用いてバンシールの両腕を刎ねる! 「馬鹿を言うわ!人質なんか意地でも渡さないよぉ! まあここで焼け死ぬのも御免だけどねぇぇ!!」 上に向けて急加速するバンシール。 だが頭上に張られていた、崩れたワイヤーの巣が逃亡を阻害した。 動きの止まったバンシールの足を、空中でメシアが斬り飛ばした。 四肢を失った蜘蛛魔女の機体が炎の中に落ちる。 血染の羽毛は素早く降下し、コクピットを開ける為に接近した。 だが直後、バンシールの背にあった、四本のワイヤー鞭がしなり、 メシアの手足に巻きついた。 「そうはさせないよぉ・・・・・・! アンタも・・・・・・ここで焼け死んじまえ・・・・・・!!」 セイントメシアはそれを払いのけることはしなかった。 壊れかけのカメラアイが光る。 調和、マタ・カノイズの中の一つ、「ミル」だ。 血染の羽毛は、蜘蛛魔女の糸が絡んだまま、力強く浮上する。 そして頭突きでワイヤーの巣をぶち破ると、最初の着地地点まで退避した。 再び着陸するセイントメシア、吊られていたバンシールは一足早く地面に衝突した。 メシアは素早く蹴りを放ち、蜘蛛のコクピットをこじあける。 その中には確かに、気を失った女性パイロットと、恐ろしい魔女の姿があった。 「ヒヒヒ、ひ、人質は生かしといたんだからさ!今更アタシを殺さなくてもいいだろう?エェ??」 恐ろしい形相の魔女は、煤を浴びたために怪物じみて見えるだけで、実際は完全に逃げ腰であった。 「そうさせてもらおう」 幸太郎はバンシールのコクピットから捕虜を回収する。 蜘蛛魔女には妨害する気力も残されていないようだった。 捕虜を乗せたセイントメシアが離陸する。 魔女はほっと息をついた。 「・・・・・・これで済ますと思ったか!」 突然メシアがバンシールのコクピットを閉め、機体を抱え上げて飛び立つ。 それから、炎ゆらめく森の上空で投げ捨てた。 「ギエエエエェェェェェ!?」 『蜘蛛魔女』ことレイト・ジョーベンは悪魔のような断末魔を上げながら、自ら起こした山火事に飲まれていった。 でも、悪はどこまで突き詰めても悪でしかないのだから、 悪事でどれだけ名声を得たとて、いつかは報いを受ける事になるんだな。 しかしこの蜘蛛魔女、怪物じみた生命力の持ち主で、今ではテロリストの首領をやってるそうだ。 どんどん続けよう、次の話は・・・・・・。 外道幸君いいね しびれた♂ -- げいぺど (2012-11-21 23 21 45) 電気だけに痺れたとは上手いな(黙 -- こぜに (2012-11-24 16 02 49) 名前 コメント 戻
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『まじかる☆マリエルのテーマ』作詞・作曲・歌:マリエル・ルウ 朝靄 切り裂いて 舞い降りる流星 響き渡るその声が あなたを呼び覚ます まわるよ くるくる 魔法のエネルギー 夢見る みんなへの プレゼント届けるの 正義と 希望の 魔女っ子 マリエル 悪い子は ステキ魔法で ばりばり お仕置き☆ (セリフ)「まじかる☆必殺!」「にゃー!」 ※Go! Go! まじかる☆パワー くらえ 必殺 リープ☆スラッシュ! Go! Go! 魔女っ子パワーで きっと いろいろ解決 ステキな仲間と いっしょなら 何でもできるの ま・ま・ま まじかる! 夕闇 貫いて 走り抜ける流星 冴え渡るその声が ハートに火を灯す 変えるよ くるくる 運命のディスティニー 夢見る 明日へと 希望を繋げるの 勇気と 真実の 歌姫 マリエル みんなの願い その声で 神様に 届けて☆ (セリフ)「守って! ニールダ様っ☆」「ぴよぴよ!」「けろっ!」 ※※Hey! Hey! マリエル☆パワー 癒して キラキラ キュアー☆ウーンズ! Hey! Hey! 夢見るパワーで きっと 探し出すの 忘れてきた 大切なもの なんだっけ? ま・ま・ま マリエル! どんな相手だって 負けたりしないもん まじかる☆心の歌 世界に届けます (※くりかえし) (※※くりかえし) 『現実はまじかる☆』作詞・作曲・歌:マリエル・ルウ 朝 目が覚めたら 世界はカラフル色 こんぺいとうの星が降って 猫はにゃーんとあくび けろけろかえるに あいさつしたら 新しい夢(ひ)がはじまるの (きゃー! ちこくしちゃーう!) 小鳥といっしょにぴよぴよ 歌えば世界はマジカル色 希望の星に乗って 飛びだせば宇宙(そら)も遠くない きらめきを引き連れて 降臨ナウ・アンド・デン あなたのとなりに 魔女っ子 オン・ユア・マジカル・ハート! (まじかる☆必殺! エネルギー☆ジャベリン!)
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昭和49年(1974年)09月23日放送 (視聴率:10.8%) ←前回 次回→ ストーリー 鑑賞 登場キャラクター 神崎メグ: 吉田理保子 神崎(パパ): 大竹宏 神崎マミ(ママ) : 山口奈々 神崎タビ: 山本圭子 神崎アポ: 千々松幸子 郷ノン: つかせのり子 チョーサン: はせさん治 クロー: 大竹宏 フルフル: つかせのり子 スタッフ 脚本: 山浦弘靖 原画: 端名貴勇、前田実 動画: 今沢恵子、西山里枝、井上健一 背景: マスコット、陶山尚治 仕上: 長尾美代子、石浦絹代、渡辺マサ子、佐藤絹代 撮影: 山本順弘 編集: 井関保雄 録音: 二宮健治 効果: 協立音響 選曲: 賀川晴雄 製作進行: 永丘昭典、安藤まるみ 美術: 内川文広 作画監督: 端名貴勇 演出: 岡崎 稔